紫寶山眞廣寺

くすり あればとて どくを このむべからず 〜しんらんしょうにん・たんにしょうより〜

今月のことば

「くすりあればとて 毒を好むべからず」 〜親鸞聖人・歎異抄より〜

人間の不安を華厳経では〝五怖畏(ごふい)〟と呼ぶ。それは「生活」・「死」といった未来への不安や、「大勢の前で恥をかく」・「陰口を言われる」など、おおむね〝外からもたらされる不安〟ばかりだが、そのひとつ「堕悪道畏(だあくどうい)」だけは色合いが異なる。それは「自分はこのままでいいのか」という〝内面からくる不安〟である。

解釈にもよるが、たとえばスイーツやお酒が目前にあったとする。食べたり飲んだりすればきっと身体に悪い。それを私は充分承知している(堕悪道)、なのにやめられない…この世で最も厄介なのは悪と知っても悪を止められぬ自身の内面ではないだろうか。そういう私たちを親鸞聖人は「くすりがあるからといって、毒を好むものではない」と喩(たと)え、諌(いさ)められた。

かつて植木 等は「わかっちゃいるけどやめられない」と歌った。父・徹誠は寺の跡取り息子が芸能活動をすることに否定的ながら、この歌詞だけは褒めたという。「私は悪を犯さない」といい切れる人にしても、自力で内面が保てているわけではない。縁によって人は何をしでかすかわからない、そういう内面をきちんと見つめ直すことを、念仏生活・聞法生活という。

年間行事予定2019(平成31→令和元)年

  • 修正会(しゅしょうえ)…1月1日、2日(両日7:30より)
  • 春季永代経 … 3月17日
  • 他所経常費集金 … 7月15日
  • 境内葉刈作業 … 7月28日
  • 秋季永代経 … 10月6日
  • 報恩講 … 11月29日〜12月1日
    • 29日夜 → 子ども報恩講
    • 30日夕 → 御傳鈔拝読(法話後)
    • 1日午後 → 門徒総会

しんこうじ基礎知識1

本尊:阿弥陀如来[南無阿弥陀仏]

宗旨:浄土真宗 [ 真宗 ]

宗派:真宗大谷派

本山:東本願寺(真宗本廟)

宗祖:親鸞聖人

しんこうじ基礎知識3

勤行:〜平素のおつとめ〜

前住職:竹中静純 / 現住職:竹中慈祥

寺報:翫湖堂だより(季刊)

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紫寶山真廣寺(しほうざんしんこうじ)

〒521-0002

滋賀県米原市上多良309番地

0749-52-4145

住職: 竹中 慈祥(たけなか じしょう)


1968年(昭和43年)生まれ
現在、真宗大谷派難波別院法務部長東本願寺寺院活性化支援員前・大和大谷別院輪番事務取扱元・大阪教区駐在教導元・難波別院教務部部長事務取扱(南御堂新聞準編集長)
出張法話など承ります。お気軽にお声がけください

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